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通信講座をじょうずに活用する

  通信では、どうしても孤独な学習という感じは否めません。


私も合格するまで、社労士試験をめざす受験生にはほとんど出会ったこともなく、合格後にいろいろな会合で社労士合格者と交流できたときには同志にめぐり合えたような気持ちを持ったものです。
通信あるいは独学で気を付けないといけないのは、合格にはどれくらいのレベルが要求されるのか、よくつかめないという点です。


試験勉強をしていますと、ついつい細かな知識を追いかけてしまい、本番ではまず出題されないような論点が気になってしまいます。


通学生であれば、そのあたりの勘所がつかみやすいと思いますが、通信となるとなかなか気付きにくいところです。
そこで、最大限に質問票を活用することをオススメします。


勉強しているときに、質問したい項目が出てきたらその場で質問票に記入しておきます。
「あとでまとめて書こう」と思っていると、忘れてしまいがちです。
そのために、質問票にすぐ書けるよう傍らにいつも用意しておくとよいでしょう。


また、私は実践できなかったのですが、その質問内容は本試験で出題されるレベルなのかどうかを聞いてみたいところです。


私も経験があるのですが、私が毎回たくさん出す質問票の回答のなかに、「社会保険庁に確認したところ・・・」という記述のものがありました。


つまり、それほど細かい箇所まで質問していたワケです。
「この質問の内容は合格されてから調べてみてください」といわれたほうが本人にはよかったと思うのですが、予備校側としては、書面で質問されている以上、そのような対応ができなかったのでしょう。


ですから、質問票には、本試験で出題される可能性はどうかを合わせて聞いてみてもよいかもしれません。

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