社労士試験 問題演習中心学習法とは?
テキストを通読する時間はできる限り省き、問題演習に取り掛かります。
場合によっては、例えば再受験生で各科目の全体像が把握できているのであれば、テキストの通読はやめて、最初から問題演習中心の学習でよいでしょう。
逆にまったく知識ゼロの初学者であれば、全体像を把握するために最初はテキストを通読してイメージをつかまれてもいいでしょう。
このあたりは多少、各人の学習進度によって違ってくるかもしれません。
いずれにせよ、学習初期の段階から問題演習中心の勉強をする方法である「問題演習中心学習法」をこのサイトではおススメしています。
次に、実際の問題集の解き方について説明します。
まず、
初回のときは、問題を解くのではなく、問題の各肢と解説を読んでいきます。
多くの受験生が学習していくなかでショックを受けるのは、
テキストを何度か読んで理解したと思っても、いざ問題を解こうとしても全く解けないことです。
逆にいうと、この段階で解こうとすると、ほとんど解けなくてショックを受けるだけです。
自分だけの問題ではなく、多くの受験生は同じだと思うことです。
そんなところで一喜一憂するのではなく、
「問題集は問題と解説のついたテキスト」だと思って読めばいいのです。
こうして初回を終えたら、つぎの2回目は実際に問題を解いていきます。
そしてちゃんと正解した問題には、問題文の文頭にチェック印を記入します。
ここでいう「問題」とは5肢で構成された問題全体ではなく、各肢を指します。
したがって、5肢択一の問題で4肢にチェックが入ってもその問題はできたことにはなりません。
ここまでいいでしょうか?
こうして2回目が終了したら、3回目はできなかった問題だけをやります。
そして、できた問題にはチェックを入れておきます。
これを繰り返すと、できなかった問題はどんどん減っていき、最後はすべての問題にチェック印がひとつ入ります。
簡単そうに感じるかもしれませんが、やってみると結構たいへんです。
時間もかかります。
問題肢によっては10回以上繰り返すこともありますから。
最初はかなり時間を要しますが、2回目、3回目と回数を重ねるごとにどんどんペースが上がります。
最後にはわずかの時間で終了します。
これで完成です。
ただ、悲しいことに、一度できた問題でも時間が経つと忘れてしまいます。
試験直前1か月の総復習期間で仕上げていくことになりますが、この期間をスムーズに進めるためには、できる限りそれまでにこの一連の演習を繰り返しておくのです。
ここでポイントの復習です。
1.「問題を解く」のではなく、「問題の各肢と解説」を読むこと。
2.前回解けた問題は飛ばして、次回はできなかった問題だけを解くこと。
3.立ち止まらず、スピードを意識して繰り返しの回転速度を上げること。
おおすめの社労士試験通信講座は、こちらをご覧ください。
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社会保険労務士試験 通信講座 おススメ
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場合によっては、例えば再受験生で各科目の全体像が把握できているのであれば、テキストの通読はやめて、最初から問題演習中心の学習でよいでしょう。
逆にまったく知識ゼロの初学者であれば、全体像を把握するために最初はテキストを通読してイメージをつかまれてもいいでしょう。
このあたりは多少、各人の学習進度によって違ってくるかもしれません。
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まず、
初回のときは、問題を解くのではなく、問題の各肢と解説を読んでいきます。
多くの受験生が学習していくなかでショックを受けるのは、
テキストを何度か読んで理解したと思っても、いざ問題を解こうとしても全く解けないことです。
逆にいうと、この段階で解こうとすると、ほとんど解けなくてショックを受けるだけです。
自分だけの問題ではなく、多くの受験生は同じだと思うことです。
そんなところで一喜一憂するのではなく、
「問題集は問題と解説のついたテキスト」だと思って読めばいいのです。
こうして初回を終えたら、つぎの2回目は実際に問題を解いていきます。
そしてちゃんと正解した問題には、問題文の文頭にチェック印を記入します。
ここでいう「問題」とは5肢で構成された問題全体ではなく、各肢を指します。
したがって、5肢択一の問題で4肢にチェックが入ってもその問題はできたことにはなりません。
ここまでいいでしょうか?
こうして2回目が終了したら、3回目はできなかった問題だけをやります。
そして、できた問題にはチェックを入れておきます。
これを繰り返すと、できなかった問題はどんどん減っていき、最後はすべての問題にチェック印がひとつ入ります。
簡単そうに感じるかもしれませんが、やってみると結構たいへんです。
時間もかかります。
問題肢によっては10回以上繰り返すこともありますから。
最初はかなり時間を要しますが、2回目、3回目と回数を重ねるごとにどんどんペースが上がります。
最後にはわずかの時間で終了します。
これで完成です。
ただ、悲しいことに、一度できた問題でも時間が経つと忘れてしまいます。
試験直前1か月の総復習期間で仕上げていくことになりますが、この期間をスムーズに進めるためには、できる限りそれまでにこの一連の演習を繰り返しておくのです。
ここでポイントの復習です。
1.「問題を解く」のではなく、「問題の各肢と解説」を読むこと。
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